強震記録の数字化と補正

井合   進
倉田 栄一
土田   肇


目次

要旨

1. 緒 論

 1.1 港湾地域強震観測および年報
 1.2 本報告の目的
 1.3 本報告の構成

2. 強 震 計

 2.1 強震計の概要
 2.2 SMAC-B2強震計
 2.3 ERS強震計

3. 数字化装置

 3.1 SMAC-B2強震計の記録のための数字
 3.2 ERS強震計の記録のための数字化装置

4. 強震計の点検と維持

 4.1 点検
 4.2 専門技術者による点検
 4.3 点検担当者の講習

5. 記録の収集から保管まで

 5.1 記録の送付と受理
 5.2 記録の整理保管

6. 記録の数字化とその精度

 6.1 記録の数字化
 6.2 数字化におけるトレースの精度

7. 記録の補正

 7.1 補正の項目と補正の順序
 7.2 固定線補正
 7.3 区分的ゼロ線補正
 7.4 円弧補正
 7.5 記録紙送りの評価
 7.6 平滑化
 7.7 時間間隔補正
 7.8 計器特性補正
 7.9 フィルタリング

8. 速度波形及び変位波形の求め方

 8.1 これまでに提案された方法
 8.2 各種方法の比較と評価
 8.3 採用する方法

9. 補正された数値の評価

 9.1 フィルタリングのあたえる影響
 9.2 補正波形
 9.3 補正加速度を入力とする応答計算

10. 結 論

11. あとがき
謝  辞
参考文献